MONICA(モニカ)は渋谷駅のハチ公改札口から宮益坂方面に歩いていくこと約12分ほど、青山学院青山キャンパスのすぐ近くの路地裏にひっそりと店舗を構える小さなパン屋さんです。
2022年の7月22日にオープンしてから3年が経つこちらの店舗のパン作りはミシュランで五年連続一つ星を獲得したシェフが手がけているのだそう。


店舗の少し前の外壁部分にはその月の店舗の営業日が記されたカレンダーが添付されており、それを確認するとそこそこの割合で不定休であることがわかります。
そのため店舗を訪ねたい場合には、その月の営業予定のカレンダーがHPかInstagramに投稿されるので、それを確認してからだと安心ですね。


店内は広くなく、おそらく入って二組ぐらいが限界かな、というように感じられました。
この日は開店してすぐの時間に訪ねたのでどの商品もかけることなく陳列された状態でした。
開店でもその時に焼き上がったパンが続々と追加されるそうなので、開店すぐでなくても焼きたての美味しいパンが食べられる可能性があるのは魅力的です。


販売されている商品の中には焼きたてのパンだけではなく、モニカの看板商品でもあるクロワッサンを使用したクロワッサンサンドも販売されていました。
美味しい料理が乗ったご馳走のようなパンだけではなくパティシエが手がけたかのような輝きを放つスイーツパンがどれも魅力的です。


モニカのカヌレは、外はガリっと中はもっちりむっちりとした食感が感じられるカヌレです。
半分にカットした際に驚いたのは、その生地の色の濃さでした。
通常のカヌレは生地がクリーム色程度であることがほとんどなのですが、モニカのカヌレは山吹色くらいの濃さをしており、食べる前からその生地の濃厚さを想起させる見た目をしていました。
実際に生地の味わいも、他の店舗のカヌレと比べてバニラの香りがガッツリと感じられる上に、ほんのりと感じられるラム酒の香りのバランスがとても良いカヌレでした。



余計なアレンジや材料は追加することなく、基本に忠実に作り上げたモニカのカヌレは、製作者がそれにこだわって作り続けたであろうことがわかる素材の味の良さの引き出し方をされていました。
一つ一つ全てのパンに誠実に向き合って制作しているMONICAのパンを、皆さんもぜひ食べてみてくださいね。

【店舗詳細】
店名:MONICA
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目2−3 青山ルカビル B1 Ⅱ
TEL:0364197500
営業時間:11:00~18:00
定休日:不定休(公式HPもしくはInstagramを確認)
アクセス:渋谷駅8号改札口から徒歩12分ほど
公式サイト:https://www.monica-tokyo.com/
Instagram:https://www.instagram.com/monica_tokyo/?hl=ja