【作ってみた】モンブラン風カヌレ?!栗とラムの香りが漂い秋を感じられる!ガリモチ食感カヌレ

公開日:2023年11月09日 16時43分
最終更新日:2023年11月09日 16時57分





ここ数回の”作ってみたシリーズ”は、手軽に材料が集められて作れるような、ホットケーキミックスで代用した”なんちゃって系”が多かったのですが、今回は久しぶりにちゃんとしたカヌレを作っていくシリーズとなります!


11月になってだんだんと冬の気配が近づいてきているので、今回は名残惜しい”秋”を感じることのできる、カヌレにマロンクリームとマロングラッセをトッピングした”モンブラン風カヌレ”を作っていきます!

🌰🍂


今まで正直結構失敗してきた回数が多いので今回ちゃんと作れるのか不安ですが、頑張って早速作っていこうと思います💪

【材料】

[カヌレ生地 (カヌレ型10個分)]

・牛乳 500ml
・無塩バター 30g
・バニラビーンズ 1本
・薄力粉 70g
・強力粉 60g
・グラニュー糖 200g
・全卵 1個
・卵黄 2個
・ダークラム酒 50g
・蜜蝋又は無塩バター 適量


[モンブランクリーム]

・マロンクリーム缶 120g
・バター 25g
・生クリーム(必要な場合のみ)  30ml
・ラム酒 お好みで(多過ぎないように)

・生クリーム 70ml
・グラニュー糖 3g
 →グラニュー糖でなくても、きび糖や甜菜糖でも代用可能⭕️


【トッピング】

・マロングラッセ カヌレの中に入れたり頭の部分に乗せる用
         市販のものでOK!今回はDAISOで手に入る2種類を買ってきました。

画像左のマロングラッセは割れたものを使用しているため量が多く、グラムを計りますれてしまったのですが画像右のものより量が多かったことは確かです。
味は結構甘く、しっかりと砂糖漬けにされていたのを感じられます。
甘党な方などにぜひお勧めしたいです🌰


画像右の商品は割れたものは使用されておらず内容量は40gと記載されています。
割れておらず綺麗な形のままマロングラッセになっているので、上にトッピングしたい方など見栄えにこだわりたい方はこっちの方がいいかも?
味はマロングラッセというよりもムキグリに近いように感じたため、甘さが控えめなものがいいという方はこちらのマロングラッセをお勧めします🌰

【レシピ】

[下準備]

・薄力粉、強力粉、グラニュー糖は合わせて2・3回ふるい合わせておく。


【カヌレ生地レシピ】

・牛乳、バニラビーンズ、無塩バターを手鍋に加えて火にかける。

・沸騰する直前で火を止め、60℃まで冷ます。



・全卵と卵黄を混ぜておく。

・ふるっておいた薄力粉・強力粉・グラニュー糖に冷ましておいた牛乳を加え入れて軽く混ぜる。玉が少し残るくらいでOK。



・といておいた卵と加えて混ぜ合わせ、ラム酒50gも加えて混ぜ合わせる。
 ここでも混ぜ過ぎないように! 少しダマが残っても寝かせているうちに馴染んだり、シノワで濾す時にダマは弾かれるので気にし過ぎなくて良い。



・タッパに移し冷蔵庫で24~48時間寝かせる。



[焼き上げ編下準備]

・生地は常温に戻しておく。冷蔵庫から出したてのものを使うと焼く時に生地に熱が入りにくくなり失敗の原因になりやすくなる。
・オーブンは250℃(持っているオーブンの最高温度)に予熱しておく。


【焼成】

・型に蜜蝋を適量入れオーブンで2~3分温め、溶けた蜜蝋を刷毛で型全体に塗り広げる。
 その後ひっくり返して余計な蜜蝋を落とす。
 (溶かしバターの場合、はけでバターを塗った後同じように余分なバターを落とす。)

・蜜蝋が固まったら常温に戻しておいた生地を型に8分目まで流し込む。



・250℃で15分、そのあと210℃まで下げて50~60分焼成する。途中途中観察し、浮き上がっていたら肩をトントンして生地を落とすようにする。


・焼けたら型から出して冷ましておく。



【マロンクリーム編】

[下準備]

・バターは常温に戻しておく。面倒な場合は
・マロンクリームはできれば裏漉ししておくと、クリームを絞るときに穴に詰まることがなくて安心。

【マロンクリームレシピ】

・常温に戻しておいたバターをよく練り、そこに裏漉ししておいたマロンクリームを入れてよく混ぜる。

!point!
この段階ですでにクリームの硬さがちょうどいい、ここに生栗^むを入れたら緩くなり過ぎてしまいそう、と感じたら次の皇帝はスキップして大丈夫です!
私ここで生クリームを入れた後緩くなりすぎてしまい、冷蔵庫にも固まることがなかったので作り直しました…



・さっきのマロンクリームに、生クリームを3回に分け入れてその都度混ぜる。絞った絞った時にダレなさそうかどうか固さを見ながら!

・このタイミングでラム酒も入れたい人は入れてませる。ただ加熱しないので結構ガツンとアルコールを感じやすいクリームになってしまうのと、やはり緩くなってしまうので、入れてもキャップ一杯未満がいいと思います。



・使うタイミングまで冷蔵庫で冷やしておく。乾燥しないようにラップするなど対策をする。
 先に、絞り袋にモンブラン用の口金をセットしてから使うタイミングまで袋に詰めて冷蔵庫で冷やしておくのは、もしかしたら金口の部分に乾燥したクリームが詰まってしまう恐れがあるのでなるべくしないほうがいいかも。


【生クリーム】

[下準備]

・生クリームは冷蔵庫でちゃんと冷やしておく。
・深めのバットやボウルに氷水を用意しておく。

・混ぜる最初はクリームがハネやすいので、大きめのボウルに生クリームを入れ、ボウルを氷水で冷やしながらハンドミキサーで6~7分立てになるまで混ぜる。
 泡になった状態で救えるかな?くらいの固さ。



・砂糖を入れてミキサーで混ぜる。
 ここから先はどんどんクリームが固くなりやすいので混ぜる時は気をつけて。



・大体8.5~9分立てくらいになったらストップしてもう混ぜないように。
 こちらも絞り袋に口金をセットしてクリームを詰めて冷やしておく。
 生クリームに関しては搾り口の丸い普通の口金でOK。



【仕上げ編】

・カヌレの底の部分をくり抜き、中にマロングラッセを詰めていく。
 底の部分が厚く焼け過ぎてくり抜きにくい場合は、底の部分を少し削るとやりやすい。
 (私はパンきり包丁を使って、ノコギリできるみたいに少しずつ削っていきました。)




・先に生クリームを絞り、小さいヘラで山形に形を整える。(クリームの表面は整えなくても問題ないけど見栄えが綺麗になりにくいかも…)
 ここでも時間がかかってしまいクリームが柔らかくなってきていたら一度冷蔵庫で冷やす。




・クリームの上にマロンクリームを絞り、上にマロングラッセをトッピングして冷蔵庫で冷やせば完成!!







【感想】

まず、自分が今まで作ってきた中で一番上手にカヌレが焼けたのがとても嬉しかったです…!!😭

外はガリっと、中はもちもちのカヌレに焼き上がったので、やはり分量などに関してはこのレシピでいいかなと思います💡

生地もバニラの香りが際立っている他、普段ならほんのりラムが香る程度なのが、マロンクリームにラム酒を混ぜているので、ラムの香りもしっかりと感じることができます✨



また、マロンクリームだけだとまったりしつこくなってしまう恐れがあるのですが、生クリームに使用している砂糖の量が少ないので思っている以上にさっぱりとしており、クリームの組み合わせとしても最適だったなと思いました!




カヌレを焼く時間なのですが、正直、ネット上にある既存のレシピでは「250℃で15分・210℃まで下げて50~60分」だったりそれに近い時間で書かれているものが多いと思うのですが、自分の家のオーブンはこの時間では全然焼けず生焼けみたいになってしまうので、250度で20分・210度で210度で70~80分くらい焼いていると思います。

しかも生地が99%噴射してしまうので(しかも何回も)、その度に一度取り出して噴射した生地を型に収めて焼いて、噴射してきたらまた取り出して生地を型に収めて焼いて…を3回くらいやっています。笑


ネット上にあるレシピの数からも、私のようにこんなことには本来ならないんだと思います。なので今後の課題点としては噴射し過ぎないような対策を探すことになってくると思います🧐


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