カヌレなのにラム酒じゃない?普段とは一味違うカヌレが味わえる店 d’une rarete(デュヌラルテ)

公開日:2022年08月07日 15時20分
最終更新日:2022年09月22日 16時28分





 デュヌラルテは表参道駅から徒歩2分程のところに本店を構える他、渋谷駅から徒歩3分の紀ノ国屋渋谷スクランブルスクエア店、九品仏駅から徒歩15分の所にある紀ノ国屋等々力店にも店舗をおいているベーカリーです。


 デュヌラルテは2000年12月青山骨董通りにて誕生した後、表参道GYLEビルにて10年間の営業を経て、紀ノ国屋等々力店で製造・販売していました。
そんなデュヌラルテは2021年、青山骨董通りへ20周年を記念して本店を凱旋移転し戻って来ました。

 店頭ではカヌレだけでなく、サクしゅわ食感が楽しめるクリームパンの”カンヌ”や、サクサク食感の四角いクロワッサン”ラルテ”、パンと一緒気楽しめるコーヒーなどが販売されており、オフィスワーカーの方が昼休みに買いに来たり、カヌレ目当てにまとめ買いしに来たりと、リピーターのお客様も多いようです。

 店舗は2階にカフェスペースがあり、1階で注文したパンやカヌレはそちらのカフェスペースで味わうことができるため、時間によっては焼き立てのパンを楽しむことができるかもしれません…!


 筆者はカヌレを目当てに何度か訪ねたことがあるのですが、15時頃だとカヌレが完売していることが多かったため、訪れる際にはなるべく早い時間に伺うのがオススメです。
今回は平日の13時頃に伺ったのですが、この時間は無事に購入することができたので、これからデュヌラルテに訪れる人の参考になったら幸いです^^



 デュヌ・ラルテのカヌレは一般的なカヌレと違って、”ラム酒”ではなく”カルバドス”というリンゴの蒸留酒を使って風味付けをしています。
そのため、お酒の香りは比較的控えめで、味はまろやかに仕上がっています。

 リンゴの蒸留酒を使ったカヌレは多くないため、カヌレ好きの方にはもちろんお土産用にもお勧めです。



 今回訪ねたときは、カルバドスを用いたプレーンのほか、左からストロベリー、チョコレイト、抹茶、ラズベリーの5種のフレーバーがありました。
調べてみると他にもたくさんのフレーバーがあるようなので、また機会があったら買いに行きたいと思います^^

カヌレは一つひとつ個包装されており、一度にたくさん購入しても好きなタイミングで食べることができるため、食べ過ぎることもなくなるのでとても助かります^^


プレーン

 プレーンのカヌレは先に紹介しているように、ラム酒ではなくリンゴの蒸留酒であるカルバドスを使用していることから、ほのかにリンゴの香りを感じながらも甘さが控えめに作られているため、しっかりと焼いた外側のほろ苦さも同時に感じることができます。中がもっちりともしっとりとも言い難い独特な食感で衝撃でした。

ストロベリー

 ストロベリーは、プレーンカヌレの頭の窪み部分にストロベリーチョコが注がれており、アクセントにフリーズドライストロベリーが乗っています。食べてみると、ストロベリーチョコの甘さとフリーズドライストロベリーの酸味がアクセントに感じられます。プレーンカヌレの部分も、先程言ったように甘さが控えめなため、甘さが喧嘩することも無くとても食べやすかったです。

チョコレイト

 チョコレイトのカヌレもストロベリーと同じく、プレーンのカヌレにチョコが乗っている形になっていました。チョコの部分はビターチョコを使用しており控えめで上品な甘さになっているため、くどくなく食べやすい大人な感じのカヌレだと感じました。乗っているチョコの量は多くないのですが、その量がまた絶妙にバランスが取られており、カヌレの魅力を損なわないバランスになっているように思えます。

抹茶

 抹茶カヌレは抹茶パウダーではなく、ストロベリーやチョコレイトと同じく抹茶チョコが窪み部分に乗っているものでした。抹茶付きの筆者からすると、抹茶チョコが使用された菓子は結構甘めの抹茶チョコが使用されていることが多いように感じるため、こちらのカヌレも甘い抹茶チョコレートなのかなと身構えていたのですが、食べてみると濃〜い抹茶特有の苦味と香りが口いっぱいに広がりました。

ラズベリー

 ラズベリーは今まで紹介したカヌレと違って、乗っているものがフレーバーチョコではなくラズベリーソース(?)ジャム(?)でした。乗せるフレーバーにもチョコやソースというように変化をつけることで、見た目からも食感からも新たな刺激を得ることができ、飽きることなくデュヌラルテのカヌレを楽しめます。甘酸っぱいラズベリーソースとカルバドスの芳醇な香りは相性が良く、爽やかでさっぱりとした味わいです。




このようにデュヌラルテのカヌレは、プレーンの上にアクセントとして様々なフレーバーを乗せることで、デュヌラルテ自慢のカルバドスを使用したカヌレを楽しみつつも、ワンポイントとして添えられたフレーバーのおかげで飽きずに食べることのできるカヌレになっています。

 皆さんもデュヌラルテに立ち寄ることがある際には、ひとつ買ってみるのはいかがでしょうか?



【店舗情報】

d’une rarete (デュヌ・ラルテ)
住所:東京都港区南青山5-8-11 萬楽庵ビル1 1F(MAP)
営業時間:1階ベーカリー 9:30〜19:00
     2階カフェ 9:30〜17:00(16:30ラストオーダー)
 ※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、営業時間は変更になる可能性がございます。
定休日:なし

 ※2022年7月1日〜の情報になります



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