今まで何回か挑戦してきたカヌレ作りなんですが、今回やっと安定して作れるようになったのでそのレシピを紹介したいと思います!
カヌレを作ろうか迷っている方、つくったけど失敗してしまいがちな方の参考になれば幸いです。
材料(5.5㎝カヌレ型・10個分)
・牛乳 500ml
・無塩バター 30g
・バニラビーンズ 1本
・薄力粉 70g
・強力粉 60g
・グラニュー糖 200g
・全卵 70g(1個と1/3くらい)
・卵黄 70g(L卵3つ分くらい)
・ダークラム酒 50g
・蜜蝋又は無塩バター 適量
作り方
下準備
∼仕込み編∼
・薄力粉、強力粉、グラニュー糖は合わせてふるっておく
∼生地の仕込み編∼
・牛乳500ml、バニラビーンズ1本、無塩バター30gを手鍋に加えて火にかける。
・沸騰する直前で火を止め、60℃まで冷ます。
・全卵70gと卵黄70gを混ぜておく。
・ふるっておいた薄力粉70g、強力粉60g、グラニュー糖200gを入れて軽く混ぜる。
・さっきの冷ましておいた牛乳を加えて混ぜ合わせ、ラム酒50gも加えて混ぜ合わせる。
・シノワやふるいなどで濾して、タッパに移し冷蔵庫で一晩寝かせる。
焼き上げ編下準備
・生地は常温に戻しておく
・オーブンは250℃(持っているオーブンの最高温度)に予熱しておく
∼焼き上げ編∼
・型に蜜蝋を適量入れ、オーブンで2~3分温める。
・溶けた蜜蝋を刷毛で型全体に塗り広げる、ひっくり返して余計な蜜蝋を落とす。
(溶かしバターの場合、塗り広げた後同じように余分なバターを落とす。)
・蜜蝋が固まったら常温に戻しておいた生地を型に8分目まで流し込む。
・250℃で15分、そのあと210℃まで下げて50~60分焼成する。
・焼けたら型から出して冷まして完成!
作る中でのポイント
- 火にかけた牛乳は熱すぎても冷めすぎてもよくないのでできるだけ60℃にする(熱すぎると卵黄が固まってしまい、冷めすぎてるとバターが幕を張ってうまく混ざらないため)。
- ふるっておいた粉類を混ぜすぎるとグルテンがより活性化して寝かせる時間が長くなるため混ぜすぎない(濾すときにダマは取り除けるし、寝かせている過程で生地に馴染むので)。
- 生地はしっかり休ませる(最低でも12時間、できれば1日)。
- なるべく庫内の温度が下がらないように、オーブンに入れるときは素早く入れる。
また、カヌレ型は、初めての人の場合はテフロン型の方が安定して作れるためおすすめです。
銅型は、熱通りはいいですが、型にあった焼成時間を見つけるのが大変で難易度が上がるため、作り慣れてきたからもっとこだわりたい、本格カヌレに挑戦したいという人は銅型に挑戦するといいかもしれません。
参考文献
ネコノメ.“ラム酒とバニラ香る【カヌレの作り方】☆動画あり”.お菓子作りのネコノメカフェ.2021-03-31.ラム酒とバニラ香る【カヌレの作り方】☆動画あり | お菓子作りのネコノメカフェ NekonoME Cafe,(2022-02-23)