カヌレティエクロリ 南浦和店は、2023年5月16日に南浦和駅東口にオープンしたカヌレ専門店です。
カヌレティエクロリは群馬県高崎市に本店を構えるほか、小山店(栃木)、ゆいの杜店(栃木)、豊田店(愛知)の計5店舗を展開しています。
南浦和駅東口の階段を下りてすぐのところに店舗があるため、気軽に立ち寄ることができるようになっています。
カヌレティエクロリはカヌレを一個ずつ買うことはできず、10個入りのboxセットか、4個入りのぼーっくすでの購入のみになっています。
また、10個入りの方はあらかじめ8個分の枠は決められたカヌレが入っており、残り2枠に好きな味のカヌレを選んで入れることができるようになっています。
10個入セットで決まっている8種類は、プレーン・チョコ・抹茶・バニラ・ほうじ茶・シナモン・いちご・黒蜜きなこです。
期間限定の味には現在、大人のラム・あんバター・ローズチョコ・ローズイチゴの4種あり、1回目(土曜日14時頃)にお店に伺った時にはローズチョコ、ローズイチゴは売り切れていました。
2回目(月曜日)に同じ時間にお店に行ってみたところ、どちらのカヌレも残っていたため、平日は比較的どの味のカヌレも手に入れやすいと思われます。
店内は狭く、販売スペースを確保しているのみなのでお店によるタイミングは帰宅のタイミングだと荷物が増えなくてよいですね。
ショーケースに並ぶ色とりどりのカヌレたちがまるで宝石のように輝いています✨
どのカヌレも魅力的で、どの味を買おうか悩んでしまいますが、今回は全部買うことができたので、1個ずつ紹介していきたいと思います。
プレーン
底部はガリッとした食感でありながら側面部は軽めのカリっと食感に焼き上げられており、中の生地のふわもち食感とのコントラストを楽しめるカヌレです。那須御用卵を贅沢に使用した生地は、卵の濃厚さとコクの奥深さを感じることができます。
チョコ
外はカリッと、中はもっちりのカカオの深い味わいを感じることができるカヌレです。頭の部分にかかったチョコソースが甘すぎないのでくどく無く、アーモンドダイスの香ばしい香りと食感がアクセントになっています。ビターな味わいのチョコソースのおかげか、くどく感じることなくパクパクと食べれてしまう一品です。
抹茶
底部のカリッと感が特にカヌレティエ クロリの中でも際立っているカヌレです。静岡県産の一番茶を贅沢に使用しただけあって、抹茶の芳醇な香りが口の中いっぱいに広がります。上にかかった甘めの抹茶チョコソースが、ほろ苦い抹茶生地とのバランスがよく取られており、抹茶は好きだけど濃すぎて苦いのはちょっと…という人にもおすすめの抹茶カヌレです。
バニラ
バニラは、全体的なガリガリ感が特に印象的なカヌレでした。底部が良く焼き上げられているためほろ苦い風味が強く、バニラ感は少し感じにくかったのですが、ザクガリの食感が好きな方にはおすすめな食べ応えのカヌレです。まわりに纏っている粉糖が、バニラ風味の強いこのカヌレの味わいをより上質なものに引き上げてくれています。
ほうじ茶
厚めに焼き上げられた外側の食感と中のほうじ茶の練り込まれたもっちりとした生地が絶妙なバランスのカヌレです。1口かじればまるで茶葉をそのまま食べたかのようなほうじ茶の渋みと芳醇な香りがふわっと広がってきます。かなり濃いめな味わいに仕上げられているにもかかわらず、茶葉の香りと苦味のおかげで全くしつこくなくさっぱりと食べられるので、このカヌレもほうじ茶が苦手という方以外にはぜひ1回は食べてみて欲しい一品です。
シナモン
外側のカリっと感はあまりなく、しっとりした口当たりともっちりとした密度高めの生地のカヌレです。生地だけでなくかかっているチョコにもシナモンがふんだんに使われており、さらにその上からかかっているシュガーの甘みとスパイスの王様であるシナモンの風味とのバランスが最高です。スパイス感のある食べ物や菓子が好きな方には是非オススメのカヌレになっています。
いちご
外は底部がガリッと焼き上げられており、中のむっちりとした生地との食感のコントラストが楽しめるカヌレです。頭にかかっているルビーチョコと生地本来の甘みがある中、フリーズドライのいちごが加わることによって、ベリー特有の酸味がアクセントになっていて味に飽きることなく食べられます。ルビーチョコに出会うことはそこまで多くないため、ここで食べる機会が得られたことが嬉しいです。
大人のラム
ハート型のスポイトの中にラム風味のシロップが入っている、面白いデザインのカヌレです。ラムシロップを出さずに食べてみれば、卵のコクを感じられる生地とかけられたビターチョコの苦味とのバランスよく、ついそのまま全部食べれてしまいそうな味わいです。
ラムシロップの入ったスポイトを刺さったまま押すと、カヌレの生地内にラムシロップが浸透して、食べようとかじればジュワッと口の中に大人なラムの香りとメープルシロップの香りが口の中に拡がってきます。ラムシロップを足すことでアルコール感を強めることができるので、まさに「大人のラム」という名のふさわしいカヌレです。
黒蜜きなこ
「大人のラム」と同じく、プレーンカヌレにきな粉をかけ、刺さっているスポイトの中の黒蜜をかけて食べるスタイルのカヌレです。和スイーツと言えばきなこが思い浮かぶくらい「和」の代表的な存在であるきなこ&黒蜜と「洋」菓子であるカヌレとのコラボレーションはなかなか出会えない組み合わせです。
あんバター
あんバターカヌレは、注文すると目の前で案を搾ってバターを乗せてくれる、エンターテインメント性のあるカヌレです。カヌレの中央を凹ませ、ホイップを少し絞ったあとこしあんをカヌレから溢れるくらいに絞り入れてくれます。仕上げに乗せてくれるか区切りのバターのフォルムがまた魅力的です。サイズ的に一口で食べるには大きすぎるので半分に切ったあんバターカヌレを一口で食べるのが、あんこの甘みとバターの塩味のマリアージュを感じられるためオススメです。
ローズチョコ
通常のチョコカヌレと同じく、生地の甘みとかけられているチョコのビターな風味の相性が抜群ですが、このローズチョコカヌレにはバラを模したルビーチョコとフリーズドライストロベリー、そして名前にもある「ローズ」がシロップとして、カヌレに刺さっているスポイトに入っています。たっぷり入ったローズシロップは、意外としっかりバラの香りを感じられるものになっているため、食品に花の香りが入っているものが苦手な人はそのままシロップを賭けずに食べるということもでき、苦手な人にもしっかり配慮されています。
カカオの芳醇な奥深い香りとバラの華やかな香りが口の中でマリアージュする素敵な季節限定カヌレになっています。
ローズイチゴ
外側は比較的しっとりめに焼き上げられている期間限定カヌレです。カヌレに刺さっているハート型のスポイトの中にはなんとローズの香りがふわっと香る甘〜いシロップが入っています!
いちご風味のカヌレ生地に甘いホワイトチョコ、程よい酸味を感じられるフリーズドライストロベリーに加え、天然由来の甘酸っぱさのあるルビーチョコで出来たバラ型のチョコという贅沢な装いのカヌレにローズシロップをかけて食べるなんて贅沢はカヌレティエクロリでしかできません。
南浦和は都内からでも行きやすい位置にある駅なので、気になった方はぜひ行ってみてくださいね♪
【店舗詳細】
住所:〒336-0017 埼玉県さいたま市南区南浦和2丁目24−14
TEL:048-826-6399
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:なし
アクセス:南浦和駅東口から徒歩10秒
公式サイト:https://coloris.store